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第一話「就職からの真実」

「もしもし・・・やっぱり俺埼玉もどって働こうかなと思うんだけど・・?」

1994年の2月。

建築の専門学校に通っていて、いざ就職活動って時に親に電話した。

「いや・・・こっちの会社では受け入れられないから、就職は他で探したほうがいいよ。がんばってね。」

母との他愛もない会話。

(?なんだよ・・・俺は違うとこで働けってことか?)

その当時埼玉で親が会社をおこしていた。何年やっているかもわからず、そして、なんの仕事かもわからないまま、ただただ就職活動をするのが面倒だったのかもしれない。

(まぁ、いっか。しょうがない。だったら思いっきり遠くの会社で働いてみようかな?)

当時、今でもあるかもしれないけど、ライブハウスの「クラブチッタ川崎」にバンドのライブを見に行った時。川崎の街の広さと、きれいさに心を打たれ、就職するなら「川崎」がいいな。と漠然と考えていたのを覚えている。

ひょんなことから、専門学校の先生から声がかかった。

「いい所あるんだけど面接受けてみないか?」

「あっ本当っすか?どこですか?場所。」

「それがさ。ちょっと遠くて川崎なんだよな。どうだ?」

川崎という街にはあこがれもあったし、先生の推薦だったら間違いないだろうから受けることにした。

自慢ではないけど専門の時の成績は悪くなかった。その当時(今でもそうかな?)課題が多くて遊ぶ暇がない専門で有名だった学校で誰よりも早く課題を提出していた。

でも、これにはコツがあった。

もちろん授業をしっかり聞くのは当たり前だけど、図面を描くには思い切りが必要なのだ。間違ってもいいから描いてみる。それが要領を得る最大のポイントだし、コツなのだ。でも意外とみんな間違えるのが怖いから進まない。

そして面接。実は川崎とはいっても憧れていた「川崎駅」周辺ではなく、今は結構にぎわっている「武蔵小杉」の近くだった。その当時は、今のような高層マンションはなく、ただ東急が走っているから便がいいとだけしか感じていなかった。

面接は滞りなく終わった・・と思う。よく覚えていない。内定はすぐに貰った。

面接が終わってから聞いた話だけど、実はその会社「専門の先生の実家」だった。

それでも、うれしかった。川崎に行けると思っただけでわくわくした。

(そうだ。親に言っとかないとだな。)

「もしもし。あっ俺だけど。就職決まったよ。ちょっと遠いんだけどさ。」

「あっそう・・・・よかった・・・ちょっとさ。話しがあるんだけど・・いつ帰ってこれる埼玉。」

「あ、近いうちには・・・なんで?」

 

「うちの会社・・・倒産になる・・・・」

 

「うそ・・・・でしょ・・・??」

 

第一話・・・・・「就職からの真実」終わり

第二話へ続く

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高橋浩二

 

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